姫路カサブランカグループ

スタッフやまです!!

ご好評を頂いているオススメ本第10弾です!!

書籍名：反応しない練習　(あらゆる悩みが消えていく　ブッダの超・合理的な「考え方」)
著者名：草薙　龍瞬（くさなぎ　りゅうしゅん）
価格 ? ：1,300円（税別）

著者紹介：僧侶、興道の里代表。1969年生まれ、奈良県出身。
　　　　　中学中退後、16歳で家出・上京。
　　　　　放浪ののち、大検を経て東大法学部卒。
　　　　　政策シンクタンクなどで働きながら「生き方」を探求しつづけ、
　　　　　インド仏教指導僧・佐々井秀嶺のもとで得度出家。
　　　　　

すぐにイライラしてしまったり、「このままでいいのだろうか」と漠然とした不安に駆られてしまうことがたまにあり、
そんな気持ちに対して解決策を求め、以前から興味があった「仏教」にヒントがあるのではないかと思い、
本書を手に取りました。
無宗教者である私にとって、本書を読むこと自体、神仏に救いを求めている気がして少し抵抗感がありましたが、
読んでみて仏教とは、特にブッダの唱える「原始仏教」とは、これまで想像していた宗教とは
全く異なるものだと感じました。
その考え・教えは超現実的。
本書で悩みを解決するための根本的な考えとして提唱しているブッダの教え、四聖諦（ししょうたい）。

1. 生きることには「苦しみ」が伴う
2. 苦しみには「原因」がある
3. 苦しみは「取り除くことができる」
4. 苦しみを取り除く「方法」がある

は原因を特定し解決策を見つけ出すという、現代の課題解決で取り入れられている思考そのものです。
さらに、苦しみの原因を「7つの欲」や、「3つの執着」、「5つの妨げ」といった、
いくつかの要素に分解し、それぞれに解決策を提示していくアプローチは実に論理的で、
外資系コンサルティングで用いられるフレームワークに通ずるものがあります。

そこには日本人の偏った宗教概念であるオカルト的な要素は一切なく、
あるのは、現実を客観視し、生きている限り確かに存在する苦しみ・不快に対し、
どのように対処していくかという方法論のみでした。
シンプルが故に実践することが難しいとは思いますが、
本書を読む前に感じていた漠然とした不安や苛立ちとの向き合い方に対して、
ヒントを与えてくれた本です。
ご興味がある方は是非一度ご一読されることをオススメします!!

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